光興業の心
ようこそ、冷媒屋 光興業のHPにお越しくださいました。
まだまだ、未熟な会社ではありますが、社員一同、安心と安全を心がけ一生懸命取り組んでおります。みなさんに、私たちの仕事を少しでも知って頂くことは、汗を流しながら日々技術の研鑽を積んできた職人、また新米の職人にも益々のの責任を感じてもらえることと思います。裏方業ではありますが、自分達の仕事に誇りを持って更なる努力を積んでいく所存です。どうぞ、よろしくお願いします。
冷媒屋について
さて、冷媒屋と耳にしても、その言葉自体を知らない人が多いかと思います。冷媒は、冷凍・冷蔵システム。空調システムなどで使用される熱媒体、簡単に言えば、機械に入っているガスです。冷凍・冷蔵システムは、設備工事の集大成だと考えます。
冷凍・冷蔵システムは冷媒配管を行ってガスを使用し冷却します。
冷却することで水が生まれるので、排水工事が必要です。
水を冷却すると氷になります。凍ってはいけない所は保温工事をします。
そして、機械を動かす為に、電気工事が必要です。
機械を動かすと熱が発生する為に、換気工事、給水工事が必要になります。設備の全てを生かした事で、冷凍・冷蔵設備が完成します。
東日本大震災を通して
東日本大震災の後に、自分たちが行っている仕事の重要さを改めて実感しました。
生きる為に、何が必要か!
電気、水、ガス、ガソリンとライフラインが必要なのは当たり前の事ですが。
一番重要なのは、「食物」が有るか無いかではないでしょうか。
ライフラインが使用できない状況で、生きる基本である食への不安は募るばかり。震災が起きたことで、被災者は非常時を食べることを余儀なくされるわけですが、その現実が更に不安を煽りました。
だからこそ温かい炊き出しは安堵そのもので、誰もが炊き出しを行ってくれる人への感謝の気持ちで、いっぱいだったと思います。
私たち、光興業は、震災後すぐに自分たちが工事したスーパーマーケットの復旧工事に全精力を尽くしました。従業員も3人しかいない状況で、寝る事も忘れ、一刻も早く店をオープンさせることだけを思い、寝る間も惜しみ必死でに取り組みました。
各店舗の方々からは、自分たちの所は大丈夫なの?
逆に心配の言葉をいただきましたが、私の実家がある、唐桑町大沢地区「現、気仙沼市」大丈夫ではない事を皆、知る由もありませんでした。
ともかく、今の自分たちに出来る事は、スーパーマーケットが1日も早く安心して食事ができる食料の提供を再開するための冷凍・冷蔵システム、冷媒配管の復旧工事を行うことでした。
スーパーマーケットへの想い
私たちが関わるスーパーマーケットの工事は、家族や大切な人との大切な場所だと思っています!
家族で出掛ける休日、今日の夕飯の笑顔のため。大切な人との食事。子供がお菓子や、おもちゃを買って!泣きながらねだる幸せな場所だと思っています。
私たち光興業が、何故、休日返上してまでも店舗改装工事を行うのは、やはり皆さんの笑顔を見たい!ただそれだけです。日の目を見ない間接的な仕事でありながらも、皆さんの幸せな時間、場所作りはこの上ない喜びです。